【不動産投資】マルサの女
税務署に捕まる
普通のサラリーマンだと、個人で税務調査を受けることはないと思いますが、投資をやっている人や副業をやっている人は税務署からの「お尋ね」なる文書をもらうことがまれにあると思います。
このブログでも触れていますが、わたくし「サラリーマン大家」をやっています。
2020年に物件を複数取得して、2021年に本格的に賃貸収入が入り始める・・・と、2019年から見ると顕著な変化が発生しました。
税務署からすると「何故 短期的に収入が増えているのか?怪しい」ということなのだと思います。
変なことはしていないのですが、私の場合では個人の確定申告は税理士をつけてやっているわけではないので、間違った解釈はありえます。
で、過去3年を遡っての税務署との「意見のぶつけ合い」の開始です。
ファイトッ!!
調査の段取り
5月下旬にお声がかかりました。
で、6月~7月と2度ほど面談&書類や領収書の提示
コロナが思いっきり流行っている時期にも関わらず対面、膨大な量の領収書と契約書やらの持参・・・いろいろと気持ちが折れます。
その後、8月にめでたく結果発表!
結果、過去3年間の追徴課税として、数十万円の所得税と十数万円の住民税(過去3年分合計)を払うことになりました。
国税庁の発表によると、個人の税務調査での追徴課税金額は所得税で110万円程度、住民税で80万円程度が平均らしいです。
と考えると、私はまだまだ「雑魚キャラ」です。
ツッコミポイント
今回の追徴課税の発生原因の主たるポイントは「不動産の建物と土地の比率」
不動産投資をやっている方ならば「だよね」という感じの、みんなが通る道です。
「固定資産税のこの部分を根拠として比率はこう!」と解釈したのですが、どうやら無理があったらしく、建物の比率が下げられました。
この比率が変わることで、減価償却費と支払利息の額が変わってしまします。
この2つは私のサラリーマン大家業での経費の中でも大きな割合を占めるので、所得が数字上は増えてしまいました。
(よって、追徴課税発生)
税務調査のメリット
税務調査は時間もかかるし、メンタルにも良くない(自分が何か悪いことをしたのではないか?)
できれば受けたくないものです。
ただ、前向きな発言をすると税務調査を受けることで「ここはアウト!」のラインがわかるのです。
つ・ま・り
税務署の「お墨付き」を得て「ここまでならばセーフ」のラインがわかります。
各種経費は、結構 解釈の幅があるため、同じお金の使い方にしても経費として算入できるかは納得感のある説明ができるか否かなのではないかと思っています。
(個人的な感想ですが・・・)
であれば、早めに「ここまでならばセーフ」のラインを明確にして、そこを踏み越えないやりくりをしていけば、その部分は税務調査の心配からは外れますよね。
なので、私は「Fail First(早めに失敗する)」と今回のことを捉えています。
納税人生はしばらく続くので、ギリギリのラインを攻めて節税に活かす!
とはいえ、想定していなかった出費に心がえぐられる今日この頃です。